
テニスのリターンがうまくいかない、どうやったらうまく返球できるのか。どんなリターンをできるようになったら試合で勝てるようになるのか。
テニスをやっていると誰もが絶対一度は出くわす悩みですよね。
そこで本記事では、そんなお悩みをお持ちのあなたにとっておきのリターン戦術・コツを9つ紹介します。
実際に試合に出ている社会人テニスプレーヤーの私が使っているものや、錦織圭選手や他のトッププロ達も実際に使っているものを紹介しているのでその実用性や効果はお墨付きです。
是非、今回紹介しているリターン戦術をあなたのテニスにも活用してみてくださいね。
攻守どちらにも使えるリターン・レシーブ戦術とコツ
フォアサイドのスペースを大きくして安定感を
仮にあなたがバックハンドが苦手ならばフォアハンド側のスペースを多くとるというのも一つの戦略です。
この戦法をとることでフォアハンドで返球できる可能性が高くなり、結果としてリターン返球率が上がります。
ただこの作戦の弱点としては、デュース側ならワイド、アドサイドならばセンターを狙われた時に距離が遠いため返球がし辛くなるということです。
コート内に入り込んでリターン
セカンドアタックに通ずるところもありますが、コート内に入り込んでリターンをするという戦法もあります。
ベースラインから下がってリターンするの丁度逆ですね。
コート内に入り込んでリターンがどういう時に有効かと言えば相手のサーブに球威や球速がない時がまず一つ挙げられます。
仮に相手のサーブがあなたにとって球威や球速がない、そんな時にいつも通りベースラインでリターンをしようとするとどうしても前のめりになったり、タイミングが合わなかったりで上手くラケットを合わせられなかったりします。
すると相手のサーブがたいしたことないのに上手く返球ができないという事態に陥ってしまうんですね。
こうなってしまうとあなたのリターンの調子も悪くなりますから、こんな時はあえてポジションをコート内に入れてしまって、早めの返球をするようにしましょう。
あなたがポジションをコート内に入れることによってボールとの出会うまでの時間は短くすることができますから、サーブに球威・球速がない場合にはこれで丁度タイミングが良くなります。
攻撃的リターン・レシーブ戦術
セカンドアタック
ここまでは攻守どちらにも使えるリターンについて書きましたが、今度は攻めのリターン、セカンドアタックです。
相手のサービス、特にセカンドサーブの球威や速度がファーストサーブに比べて落ちる場合には、積極的にセカンドサーブに対して攻撃を仕掛けていきましょう。
セカンドサーブは相手も気持ち的に守りに入っていることも多いですし、攻めるならそこを攻めていきます。
このセカンドアタックがうまくいくと、相手選手は「セカンド攻められるし、なんとしてもファーストサーブを入れなければ」という心理状態になります。
その結果、よりプレッシャーがかかり、相手サービスの入りや精度が下がります。
なので、あなたがポイント先行しているタイミングや試合の序盤でまだゲーム数に大きく差がないような場面で積極的にセカンドアタックし、揺さぶりをかけましょう。
仮にセカンドアタックが複数回成功するようなら、それでガンガンプレッシャーをかけていって良いと思います。
逆にセカンドアタックがうまくいかない、相手のセカンドサーブが良すぎるなんていう場合には別のリターン戦法を使うようにしましょう。
関連記事:テニスのフォアハンドで強打を安定して成功させるためのコツ
リターンダッシュ
攻撃的なリターンをもう一つ。
「リターンダッシュ」これも決まれば相手にインパクトを与えることのできる技になります。
相手のサーブを返球したタイミングで前に詰めていって、リターンの次の球をボレーで返球するというものです。
なかなかリスクの高い技ではありますが、相手の虚をつきたい時や、良いリターンが返せて相手の返球が浮いたり甘くなることが予想できる時には積極的に使っていきましょう。
リターンダッシュでは球足の速いドライブ系でのアプローチもいいですが、スライス系での浮かさないボールでのアプローチもおすすめ。
スライス系であれば相手がその球を持ち上げてきたり、ロブでの返球をしてくることが考えられるので、その球に照準を合わせてボレーで攻撃していきましょう。
相手サーバーのボールトス中にポジションを変える
奇を狙った戦術として、相手サーバーがトスしている間にポジションを変えるという戦法があります。
具体的には相手サーバーがトスをあげた瞬間、相手サーバーの視線がトスしたボールに動いたタイミングでリターナーのあなたがポジションを変更するという技です。
これがどんな時に有効かと言えば、相手がサーブであなたのバックハンドを集中して狙ってきている時などですね。
バックハンド側を狙って来た相手サーブに対して、相手のトス中にポジション変えて、フォアハンドで待って迎撃するというのが一つの例になります。
この戦法がうまくはまれば、相手選手にプレッシャーを与えることができ、サーブのコース選びを悩ませさせることもできます。
ドロップリターン
リターンからドロップショットを仕掛けるという戦略も一つあります。
難易度とリスクはともに結構高いですが、相手のサーブとあなたのリターン力を計算に入れて、ここぞという場面で使ってみるのも良いでしょう。
特に相手選手がボレーを苦手にしていたり、フットワークに自信がなさそうな時、夏の試合などで体力が大きく削られていそうなタイミング等で上手く決めてやることができれば、相手選手に大きなプレッシャーを与えることができます。
守備的リターン・レシーブで安定感を
スライスグリップでスライスリターン
スライスリターンを使えばドライブ系のリターンよりも返球を容易にすることができます。いわゆるブロックリターンというやつです。
例えば、オムニコートで相手のサーブがフラット系で滑って入ってくると、球速速いし、弾道低いしでドライブ系で持ち上げて返球するのって結構難しかったりしますよね。
でもこれが仮にスライスで返すのであれば、はじめからラケット面は上を向いている訳ですし、スライスは低い球を拾うのがドライブに比べ容易なので返球できる可能性が高まります。
この時に球を深く返すことができれば、相手プレーヤも攻めることが難しくなるのでサービスサイドの優位性を打ち消すことができます。
また、スライスの方がドライブに比べて守備範囲が広くなるというのもスライスリターンのメリットになります。
プロ選手でもワウリンカ選手はこのスライスリターンをよく使いますね。
プロの場合サービスはアマチュアに比べ本当すごいですから、無理にリターンから攻めることをせず、まず一球しのいでからストロークで活路を見出す戦略なんですね。
この戦法は私達プロでないテニスプレーヤーも使える戦術なので、是非真似して取り入れていきましょう。
8. ベースラインからめちゃくちゃ下がってリターン
相手のサーブが本当に球威や球速が凄すぎてどうしようもない。
そんな時はベースラインからめちゃくちゃ後ろに下がってリターンしてみましょう。
こうすることで、相手のサービスの球威や球速が落ちた地点でリターンすることが可能になります。
ベースライン付近では打ち返すことが困難だった球も返球が容易になるはずです。
ただ、ベースラインから大きく下がるデメリットとしては、ラリー開始時からベースライン後方にいるため、どうしても攻めることが難しくなることがあります。
また他にもデメリットとして、サーブの左右の振り分けには弱くなります。
サーブの球の変化の大きくなった段階で返球する必要が出てくるので、スライスサーブなどで大きく変化をつけられるとそのボールに追いつくのが難しくなります。
このベースラインから大きく下がってリターンをするという戦法は、プロではナダル選手や錦織選手が良くやりますね。
特に錦織選手はこの戦法を対ビックサーバー戦でよく使います。
相手がビックサーバーだなという時はぜひあなたも挑戦してみましょう。
ベースラインから下がってのポジショニングと、前述のスライスリターンを組み合わせればあなたのリターンの防御力は格段に上がるはずです。
まずは一球返す。そこからまずは相手のサービスリズムを崩して勝負していきましょう。
関連記事:ビックサーバー(速いサーブを打つ人)の倒し方【5つの対策方法】
9. センターに返球でサイドアウトを防げる
リターンの返球コースの話になりますが、あえてサーバーのいるセンターど真ん中に返球するというのも一つの作戦です。
センターへの返球を意識することで、まずあなたのリターンがサイドアウトする可能性が大きく下がるのが一つのメリットになります。
また、センターへと返球することで、相手選手はその球に角度をつけて返球するのが難しくなります。
特にその球が深く入った時にはなおさら、まず攻め入られるような返球が来ることはないでしょう。
このあえてセンターに返球するという作戦は相手のサービスが良い時にディフェンスを固めたいという時に役立ちます。
まとめ:リターンのコツをつかんで試合で勝とう!
テニスシングルスのリターン戦術とコツ9つをまとめると以下のようになります。
- バック苦手ならフォアサイドスペースを空ける
- 相手の短い球のサーブにはコート内に入ってリターン
- セカンドアタックで攻める
- リターンダッシュでプレッシャーをかける
- 相手サーバーのボールトス中にポジションチェンジ
- ドロップリターンで奇襲
- スライスリターンで守備力アップ
- ベースラインからめっちゃ下がって返球
- センターに返球で角度をつけさせない
今回書いたこのリターン戦術が、少しでもあなたのテニスライフのお役に立てれば、同じいちテニス好き人間として幸いに思います。
本記事以外にも、日々テニスを楽しみ頑張るあなた向けの記事を下記のような感じで書いていますのでぜひ読んでみてください。
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