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テニススクールに通っても上手くならない?使い倒して上達するための方法7つ

トレーニング中の人の足

テニススクールに通ってテニスって上手くなるの?といった疑問や、テニススクールに通ってるけどテニス全然上手くならないよ?という方のために、この記事ではどうやったらテニススクールでテニスを上達させることができるのか、その方法論についてまとめました。

なので、テニススクールに通われている方やテニススクールを検討している方はぜひ一読してみてください。

ここに書いてあることを実践することで、テニススクールに通うメリットは何倍にも大きくなりますからぜひ試してみて下さい。

前置き

まず、大前提として週一の練習でテニスの実力を上げるというのはそもそも難しいということを頭に入れておきましょう。

何故ならテニススクールのワンレッスンが90分としても体操の時間、コーチの説明の時間、球出しを待つ時間、球を拾う時間などを考えると実際に自分がボールを打っている時間は正味一時間もないはずです。

ということは週一、月4回のレッスンでは月に4時間もテニスができてない訳です。

これで上達しようというのがそもそも前提として難しいという話になります。

とは言え、その少ない時間の中でも最大限テニススクールを使い倒せるかでその効果性は大きく変わってきます。

そこで本記事では、どのようにテニススクールを使い倒せば最大限あなたのテニスの実力がアップしていくかについて、その方法論を書いていきたいと思います。

テニススクールで上達するために実践したい方法7つ

1. 何故その練習をするのか頭を使って自分で考える(漫然とラリーをしない)

アップなどでスクール生どうしでラリーをするなんていう事は多くあると思うのですが、そういう時も漫然とただ相手にボールを返すのではなく、しっかりと意図を持って練習しましょう。

どうやったら上手くラリーを続けられるのか、相手のミスを誘えるのか、自分の苦手ショットの克服をできるのか、目標や目的を持って臨む事で単純なラリーでさえ練習成果を上げやすくなります。

また、コーチからの球出し練習でどのコースを狙ってもいいと言われた時などもどのコースを狙うのかを自分の頭で考え、何故そのコースを狙うのか解答を頭の中にいれて練習するようにしましょう。

具体的には球出しのストローク練習だったら、ただコートに入れるのでなく、試合を想定して相手のバックハンドを狙うために逆クロスのフォアハンドを練習する(コースを狙う)などということです。

こういった意識を持って練習に取り組むか、それとも何も考えずただボールを返球し続けるかによって長期的なテニス上達具合に大きな差が出てきます。

もし未実施だったという場合には、ぜひ次のレッスンからでも意図を持ったラリーや練習をするように努めましょう。

関連記事:テニスの練習と試合の違い【本番で何故いつも通りに打てないのか】

2. 自分のテーマを持って練習する

テニススクールで練習する場合、毎回レッスンごとにテーマ的なものがありますよね。

例えば今日のレッスンはボレーを中心にやってみましょうとか、ストロークの特にフォアハンドを重点的に練習しましょうとかいうやつです。

そういったレッスンのテーマを練習するのは当然なんですが、それ以外にも自分でテーマを設定して練習に望むことが重要です。

例えばですが、自分はバックハンドストロークが苦手だからそのバックハンドストロークを中心に練習するぞと決めます。

そうしたらレッスンのアップなどのフリーでストローク練習ができるタイミングでバックハンドストロークを中心に練習するんです。

具体的には、フォアハンドに飛んできたボールでさえバックハンドに回り込んでバックハンドで打つという方法になります。

このようにスクールで決められたテーマ練習以外にも、自分の中で一つテーマを決めて練習を続けることで得意を伸ばしたり、苦手を克服したりすることができるようになります。

3. コーチやプレーの上手い他のレッスン生の技を見てパクる

せっかくテニススクールで上手なコーチのプレーが見ることができるんですから、その動きをしっかりと観察して自分の脳裏に焼き付けましょう。

コーチの上手なショットなどの動きを見て覚えることで、自分もその動きを真似しやすくなり、上達の近道となります。

コーチの動きを観察するだけでなく、自分が球出しの待ち時間や休憩タイムだった場合にはその動きも実際にラケットを持って真似してみましょう。

どのスポーツでも一緒と思いますが、上手な人のプレーを真似て動くというのは非常によい練習になります。

なので、自分が打たない空き時間が少しでもあれば、そういうタイミングで積極的にコーチの動きをトレースするようにしましょう。

加えて、コーチだけでなく自分のレッスンクラスに上手いなぁと思える人がいたら、その人の良いショットや動きを真似るのも上達への近道となります。

また、少し話が変わってしまいますが、コーチや上手いレッスン生のプレーを見る以外にも、プロのテニスの試合を観戦することも同様に実力アップにつながります。

なので、これまで一度もプロの試合をテレビやネットで見たことがなかったという人は、ぜひ一度観戦してみてください。

関連記事:テニス強くなりたい、試合で勝ちたいならプロの試合を見なきゃ絶対損な訳

4. 隣のコートの別コーチのプレー・説明を盗み見る

メガネ

先に説明したコーチの動きをみて学ぶの応用編ですが、隣のコートの別コーチのプレーを見て学ぶという方法もあります。

だいたいの場合、自分がレッスンをしている隣のコートは別レッスンが行われていたりしますから、そのコートで指導しているコーチの動きや説明を盗み見たり聞いたりするんです。

こうすることで参考にできるコーチ(テニス上級者)の数が少なくとも2倍に増えます。

私も実際にですが自分がレッスンを受けていて、手持ち無沙汰な時はよく隣のコートでレッスン生を教えているコーチの動きを観察しています。

そのお陰もあってか、フォアハンドストロークのタイミングの取り方とかスイングの仕方などが良くなり最近その精度が上がってきました。

その他にもレッスン生に対して講義をしているのも盗み聞いているので、ある意味二倍のレッスンを受けているみたいになる時もあります。

なので、もしあなたがまだレッスン時に隣のコートの講義やコーチ観察をしていないというのであれば、ぜひ次のレッスンからでも実施してみて下さい。

球出しや順番待ちの時間が退屈でなくなる以上に、あなたのテニスレベルがアップすること間違いなしですよ。

5. 球出しの順番待ちの時点で自分もイメトレをする(体を動かす)

テニススクールで練習をしているとよくコーチが球出しをしてくれてそれを生徒が打つなんていうシーンはよくあるじゃないですか。

そういう時って必ず球出しの順番待ちをする時間ができる訳ですが、そういう球出しの待ち時間も有効利用しましょう。

具体的には自分も球を打っている前の人と同じ動きをするんです。

ボレーの練習であれば前の人が打っているのをみて自分もスプリットステップを踏む、踏み込む、ラケットを振るなどの動きを順番待ちの列の中でやるんです。

前後に人がいて動けないなんていう時はイメージするだけでも構いません。

まるで自分が球を打っているかのように想像しましょう。

こうすることで擬似的にではありますが自分の球を打つ練習の機会が何倍にも増えます。

人間の脳味噌は実際に行ったことと想像したことの区別をつけるのが苦手だったりしますから、球出し順番待ちで体だけでも動かす、打っているところを想像するのは非常にテニス上達に効果があります。

6. わからないことがあったら積極的にコーチに質問をする

アイデアを書き出すためのノート

テニススクールを使い倒してテニスの実力を向上させるという観点からいえばテニスコーチにわからないことや疑問に思っていることを積極的に質問するというのは良いことです。

テニスコーチに質問するのが何となく気が引けちゃうという人もいるかと思いますが、スクールにお金を払っている訳ですから質問もその料金に含まれていると思って何でも聞いてみましょう。

レッスン中だと時間がなくて質問が難しいなんていう場合には、レッスンの前後などの時間も使ってコーチの手の空いてそうなタイミングで話しかけにいきましょう。

コーチの側からしてみてもレッスン生からの質問は迷惑なんていうことは全くなく、レッスン生のテニスに対するモチベーションを感じられて嬉しいはずですし、レッスン生の悩みを聞くことで次のレッスンの材料になるなんていうこともあるので、ぜひぜひ積極的に自分から質問をしにいってください。

7. コーチが言っているからといってそれが絶対な正解と考えない

テニススクールでコーチから教わることっていっぱいあると思います。

ストロークの打ち方であったりボレーの仕方、フットワーク、試合の中でのボール運びや狙うコースなど、本当に様々あると思います。

そういったテニスで大事なことを教わる中で一つ覚えておいて欲しいのがそれが絶対の正解ではないということです。

例えば一人のコーチがフォアハンドストロークはなるべく脇をしめるようなイメージでストロークをしましょうと言うかもしれません。

しかし一方別のコーチは、脇をなるべく締め過ぎずにフォアハンドストロークをしましょうと言うかもしれません。

これはどちらが正解かという話ではなく、人それぞれ体格やグリップの握り方、フォームが違うので答えが一つではないということなんです。

実際にプロの選手のフォームをみていてもグリップの握り方の違いなどから錦織選手は脇を締め気味でフォアを打つことが多いですし、フェデラー選手などは脇を開き気味にフォアを打つことが多いです。

この様なかたちでコーチが教えてくれたこと以外にも正解が存在する、しかも自分にとって最適なフォームはもっと別にあるなんていう可能性があるということをあなたには覚えていて欲しいんです。

そして自分にとって一番最適な解答は何なのか、自分の頭で考えることでまたテニスの実力が上がっていくんです。

まとめ

本記事で紹介したテニススクールを使ってテニスを上達させる方法7つをまとめると以下の様になります。

  • ただ言われるままに練習しない、自分の頭を使う
  • 自分でテーマを設定して練習する
  • コーチや上手い人の動きを観察、真似る
  • 隣のレッスンのコーチをみたりその説明を聞く
  • 球出しの順番待ちもイメトレ、可能なら体を動かす
  • わからない事はコーチに聞く
  • コーチの言うことを盲信しない

今回この記事で私が紹介した内容を実践することができれば、しない場合と比べて、同じ週一回のテニススクール通いでも間違いなくテニスを上達させることができるはずです。

ぜひ紹介した7つのうち一つでもいいので、次のテニススクールのレッスンから実践してみて下さい。

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